最近、大きな出来事が3つ重なった。
何を考える必要があって、何を考える必要がないのか。
その区別がわからないぐらい、困惑していた。
ここに、何が起こって、何を感じて、何を考えいたかを記した。
大きな出来事3つ。
①磯さんが亡くなった。
②第1回目の写真展を開いた。
③ホストをやっていることに、親父が泣いた。
ここには、「①磯さんが亡くなった」について記載します。
2012年9月15日土曜日
朝起きて、写真展の準備をいつものようにしていた。
月曜日から写真展を開くので、切羽詰まっていた。
挨拶文を考えて、写真を現像していた。
PM2時半
仕事が始まる前に、いつものように昼飯を食べようとした。
選んだのは、家の近くのすき家。
席に座り、携帯を見た。髙原から着信があった。
10月に東京来る、うんちゃらの話をしていたことを思い出しながら、気軽に電話をかけた。
俺「どうした?いつ東京来ると?」
髙原「まだ決まってない。それよりも、磯さんが亡くなったぞ。今日はお通夜で、明日は葬式。お前、どうする?」
ここから、激動の3日が始まった。
髙原からの電話をきり、少し考えた。
迷うことなく、葬式に行く事を決めた。
そんな選択肢をとった自分自身に驚いた。
なんてかね。全く、迷わなかった。
実際に、「行く」と決めて、2つのことを懸念した。
・ホストの仕事を休めるか?
・17日の写真展までには東京に戻れるか。
懸念すべきことが出てきたものの、迷うことはなかった。
ホストの上司(清明さん)に、「そんな勝手なことが出来るか。お前、店辞めろよ。」て言われても、「すみません。これは譲れないです。辞めてもいいです。」って答えていただろう。
なぜか、そのぐらいの意気込みがあった。
実際には、清明さんに事情を伝え、休みをもらえた。
飛行機の時間を調べ、長崎に向かった。
PM5時半
空港で、飛行機を待ちながら、泣いていた。
なんていうんやろう。
磯さんは、同級生の磯の父親にあたる。
南山の監督を努めるほどの野球好きで、勝つ野球を知っている人だった。
高校3年の春ぐらいから指導してもらうようになった。
思い出に残るのは、春の大会で負けた長商に、NHK杯で2-1で勝てたこと。
他にも、夏の大会で3回戦まで進み、清峰と9回まで勝負出来た。
功績の大半は磯さんのお陰だった。
北高野球部の人なら、それは誰もが認める。
なんていうんやろう。
今の俺にとって、北高野球部の連中は、一生の仲間になっている。
大学の頃も沢山遊んだし、就活でも助けられた。
今回も野球部の連中にしか会っていない。
これからもきれることのない関係だろう。
そんな関係を築けた1つに、磯さんの功績もある気がするんよ。
別の言葉で言えば、
磯さんというピースを抜かして、高校の頃の思い出すことも出来ないし、これからの未来を築くことも出来ない。
なんやろーなー。
色々と考えていたら、涙が出てきた。
いやありがてえなって。
磯さんに何が出来て、これから何をやっていけばいいんやろーって。
1人ぐらいには、伝われ。
この思い。
ここからは、自分が考えたことを書いた。
①自分の中の優先順位
②行きたい葬式に参加するために、生きていく人生
③これから出会う人と、どう接していくか
④その人がいなくなることを想像して、言いたいことを伝えておく
①自分の優先順位
今回、ホストというしばりがあった。
代表に事情を伝え、急遽、2日の休みをもらうことが出来た。
日本において、仕事の数時間前に休みを貰えるって、どれだけ可能なことなんだろう。
そこまで多くない気がする。
休みをもらえたことが当たり前だとも思っていない。ホストの仕事をなめているわけでもない。
ただ、クビにするぞ!て言われても、長崎にむかう自分がいた。
「人の死」は、時間もお金も、全てを超えた。
普段は、打算的に生きていて、好きなことしかやらず、付き合いが悪い俺。
そんな俺でも、迷うことがなかった。
そりゃ思うよ。
生きていく上で、自分の優先順位ってなんだろう?って。
②行きたい葬式に参加するために、生きていく人生
俺と磯さんの距離は、近いわけではなかった。
仲いいとは言えなかったし、3年間ぐらい会っていなかった。
この距離感で、迷うことなく、長崎に帰る決断をした。
違った言い方をすれば、この距離感で、目の前のことを投げ出した。
こんなことが続いた場合、どうなるんだろーって思った。
どれだけ、自由に生きていくんだろうー。
どれだけ、人様に迷惑をかけて生きていくんだろー。
今回は、真面目にホストを頑張っていたし、ある程度の結果も残していた。
だからこそ、代表の清明さんは、急遽の頼みを了承してくれた気がしている。
そういう意味では、2つ。
・誠実に、真面目に、普段から生きていかないけん。
・葬式に行くことの優先順位が高いなら、さらにも増して、真面目に生きていかないけん。
行きたい葬式に参加するために、生きていく人生でもあるのあかな、って思ったね。
③これから出会う人と、どう接していくか
太郎さんに、「1年の中で読む本は限りなく少ない。」って言われた。
発言の真意は、「計画して本を読まないといけないし、読んできた本は貴重だよ。」てことだろうと思う。
ほんなら、「1年の中で出会う人も少ないんだろうな。」って思った。
さらに下記の条件が組み合わさった。
・人が死ぬことを体験した。葬式に行くことの優先順位が遙かに高かった。
・ホストの仕事=人との出会い。
・写真展で、昔の友人が来てくれた。
この話は別にまたしよう。
これから出会う人と、どういうふうに接していったらいんだろーって考えている。
④その人がいなくなることを想像して、言いたいことを伝えておく
太郎さんに、「1年の中で読む本は限りなく少ない。」って言われた。
発言の真意は、「計画して本を読まないといけないし、読んできた本は貴重だよ。」てことだろうと思う。
ほんなら、「1年の中で出会う人も少ないんだろうな。」って思った。
さらに下記の条件が組み合わさった。
・人が死ぬことを体験した。葬式に行くことの優先順位が遙かに高かった。
・ホストの仕事=人との出会い。
・写真展で、昔の友人が来てくれた。
この話は別にまたしよう。
これから出会う人と、どういうふうに接していったらいんだろーって考えている。
④その人がいなくなることを想像して、言いたいことを伝えておく
磯さんの件で、「自分の正直な気持ちを伝えておきたいな。」って、思った。
アメリカのシアトルにいるときも、同じようなことを考えた気がする。
はて、次のことを実行する。
「友人や大切な人に対して、伝えておきたいメッセージを400字でブログかサイトに記す。」
設定としては、
・友人が亡くなる直前。
・最後に、400字だけ文字を読める状態。
感謝の気持ち的なものにどうしてもなるけど、しゃあない。
良い人みたいに思えるけど、その記事に載っていない人は、距離があるだろうってことを示すことになる。
非情で薄情でもある。あまりにも批難があったら、消そうと思う。
要するに
今考えていることは
①自分の人生の優先順位って何か?
②これから出会う人と、どういうふうに付き合っていくか
③どんな感じの人生を過ごしたいか
要するに
今考えていることは
①自分の人生の優先順位って何か?
②これから出会う人と、どういうふうに付き合っていくか
③どんな感じの人生を過ごしたいか
終わりに
何を考える必要があって、何を考える必要がないのか。
その区別が今でもわかっていない。
とにかく、色々と考えたことを流れるままに書いた。
最後に1つ言えば、感じ方は色々あるよね。
葬式に来れなかった野球部の人たち、特に野尻は、悲観する必要も幻滅する必要もない。
それぞれの状況がある。
このブログを読んで、何かを考えてくれたらいいし、同じミスをしなければいい。
その区別が今でもわかっていない。
とにかく、色々と考えたことを流れるままに書いた。
最後に1つ言えば、感じ方は色々あるよね。
葬式に来れなかった野球部の人たち、特に野尻は、悲観する必要も幻滅する必要もない。
それぞれの状況がある。
このブログを読んで、何かを考えてくれたらいいし、同じミスをしなければいい。
これから、磯さんについて思い出したり、今回のことで色々感じたり、真面目に生きたりすることが、磯さんがやってくれたことに対するお返しにもなるだろう。って思っている。
そういうことで、大きな出来事の1つ「磯さん」でした。
この出来事は、自分にとって、半端無く大きかった。
考える日々は続く。
考える日々は続く。
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