2017年。
わけあって、外に出られない状況にいた。
(借金の返済と結婚式のためにお金を貯めたい)
アメリカの野球を見にいける時間もお金も気力もない。
うーん。日々がつまらん。
何か面白いことは出来ないだろうか?
いつもの通り、考え、今出来ることを書き出した。
そうだ!
小説を読んでみよう。
小さいころから、本をよく読んでいた。ジャンルは様々で、小説も自己啓発書も関係なく読んでいた。好きな作家は、伊坂幸太郎と山崎豊子さん。
はて。
本を読むといっても普通に読んでいたら面白くない。
どうやったら面白くなるか?
おおおお!!!
本屋大賞の本を全て読んでみよう。
戦いの日々が始まった。
そもそも、本屋大賞とは何なのか?
本屋大賞とは、過去1年の間、書店員が自分で読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と考え、投票し、ランキング付される文学賞のことをさす。賞の設立の経緯が面白く、ある出版社の営業担当の人間が出版界の苦境のなかでも、本を売る大きな機会であるはずの直木賞で、2003年の1月発表分で「受賞作なし」だったことに憤り、書店員の声を拾い上げるために本賞の設立を思いついたそうである。(Wikipedia本屋大賞・本屋大賞とはより抜粋)
読み続けて気づいた。
本屋大賞をすべて読むのは無理だ。
働きながら、約150冊の小説を半年以内に読むというのは厳しい(1日約1冊計算)。
よしゃ!目標の下方修正だ!
途中で切り替え、2004年~2012年の本屋大賞ベスト5を読もう!と決意した。
そしてついに!!
2017年12月28日!
合計85冊。費用15000円。読書時間192時間。
達成しやした!よしゃ!!
ということで、まとめ記事なるものを記念に残そうと思い、この記事を書きました。
項目はこちら。
「私が選ぶ本屋大賞ベスト12」
「本屋大賞を読んでよかったこと」
「本を買う方法ベスト5」を書いてみた。
お手すきの際にどうぞ!!
②第2章「私が選ぶ本屋大賞ベスト12」
2004年から2012年のベスト5を読んだ。
面白いと思った13作品をご紹介!!
※伊坂幸太郎さんの本は抜いた。
1 天地明察 (冲方/丁)
2 テンペスト (池上永一)
3 舟を編む (三浦しをん)
4 海賊とよばれた男 (百田尚樹)
5 東京タワー (リリー・フランキー)
6 永遠の出口 (森絵都)
7 その日のまえに (重松清)
8 夜は短し歩けよ乙女 (森見 登美彦)
9 楽園のカンヴァス (原田マハ)
10 サウスバウンド (奥田英朗)
11 一瞬の風になれ (佐藤多佳子)
12 鹿の王 (上橋菜穂子)
13 ジョーカー・ゲーム(柳広司)
公平に判断するために、本ごとに得点をつけてランキング付をしてみた。
興味があればどうぞ。「読書リスト」
ああもう!
どれも面白い本ばかり!!
どんな本を読んだらいいかわからない人は、上記をぜひどうぞ!
リンク先には、本の簡単な紹介と感想を書いているのでどうぞ!
③第3章「本を買う方法ベスト5」
次に、本をどう買うか?という手段のご紹介。
安く買う方法は5つ。
それぞれのメリットとデメリットのご紹介!
1、ネットオフ
メリットは、品ぞろえがよく安いこと。3点で送料無料になること(108円の本であれば、3冊で送料込みで324円!)。デメリットは、品ぞろえが豊富とは言えないこと。
2、ブックオフ
メリットは、品ぞろえがいいこと。デメリットは、ネットオフより基本的に高いこと。
3、メルカリ
メリットは、使いやすいこと。デメリットは、安く買えないこと。
4、アマゾン
メリットは、手間がかからないこと。デメリットは、安く買えないこと。
5、ヤフオク
メリットは、昔の本をまとめて買うときに掘り出しものが見つかること。デメリットは、手間がかかること&送料が高いこと。
最終的には、「ネットオフ」が1番安く、品もいい。
私は、ネットオフで商品がないときの手段として、ブックオフを使う。1冊だけ買うときはアマゾンかメルカリ、複数まとめて買うときはネットオフかブックオフがオススメ。
「本屋大賞を読んでよかったことベスト6」
次に、本屋大賞を読んでよかったことを記載してみた。
1、本そのものの面白さを再認識できてよかった
本屋大賞の受賞作を読んで、本って面白いな!と改めて思った。テーマや文章の好き嫌いはあるけれど、「天地明察」の登場人物には頑張れ!!と声に出して応援したし、「夜は短し歩けよ乙女」の文章はとても新鮮だったし、「船を編む」の本のテーマにワクワクしたし、「海賊と呼ばれた男」の国造さんは非常に格好良かった。仕事を終わらせて、家に早く帰りたい!と、日々が豊かになった。小説って面白い!!
2、面白い本に出会えてよかった
本屋大賞の受賞作を読んで、面白い本に出会えてよかった。「テンペスト」や「鹿の王」を読んで、ファンタジー本って面白い!って思えた。「天地明察」や「海賊とよばれた男」を読んで、時代小説やノンフィクション作品も読んでみたい!と思った。夢中になる時間をありがとう!!
3、読んでみたいな!と思う作家に出会えてよかった
本屋大賞の受賞作を読んで、読んでみたいな!と思う作家に出会えてよかった。具体的には、三浦しをん、森絵都、重松清、奥田英朗、上橋菜穂子、万城目学。内容も面白いが、文章やテーマが素敵であった。音楽のB面でもいい歌があるように、代表作以外にもいい本があると思うとワクワクしてくる。本には、面白さ以外にも、心地よさみたいな部分を求めることもあるので、お気に入りの作家が出来ることは幸せなことである。作家さんありがとう!
4、本屋大賞の有効性を知れてよかった
本屋大賞の受賞作を読んで、本屋大賞の有効性を知れてよかった。今まで、本屋大賞に対してポジティブな印象を漠然と思っていたが、同賞に対する意見をしっかり持てた。個人的には、「本屋大賞はそんなに当てにならない&ベスト5以内の本は読んでみるべし」と思った。受賞されている本の中には、なぜこの本が評価されるのか?とわからない部分も多々あったが、本屋大賞ベスト5以内は平均的に面白く、最強に面白いと思った本は確実にベスト5入りをしていた(天地明察・テンペスト・海賊とよばれた男・東京タワー)。どの本を読んだらいいかわからない!いつもと違う本を読んでみたい!という方は、本屋大賞のベスト5以内を読むことをオススメする。本屋大賞ありがたき!!
5、アマゾンのレビューの有効性を知れてよかった
本屋大賞の受賞作を読んで、アマゾンのレビューの有効性を知れてよかった。レビューというのはあくまでも人の意見であり、当てはまらない部分はある。しかし!アマゾンのレビューに関しては、非常に有効である。言い換えるならば、アマゾンで評価が高い本は全て買って読んでいいと実感した。自分が面白いと思った本は評価が高かったし、微妙だなと思った本は評価が低かった。面白いれけど、どこか違和感を感じていたことは、レビューを見ることによって納得出来た。例えば、個人的には好きな「テンペスト」や「鹿の王」を低評価する理由や、面白いと思えなかった「家守綺譚」を高評価する理由もわかった。アマゾンのレビューはとても参考になる。アマゾン万歳!
6、直感は間違っていないと自信を持ててよかった
本屋大賞の受賞作を読んで、直感は間違っていないと自信を持ててよかった。学生の頃に、直感に近いような感覚で、伊坂幸太郎さんと山崎豊子さんの本が面白いと思ってひたすら読んでいた。その選択は間違っていなかった。今回のプロジェクトを通して50冊以上の小説を読んだが、伊坂さんと山崎さんはやっぱり面白い。「本を選ぶ」という選択だけでなく、どこに行くか?誰と遊ぶか?何をするか?という様々な選択が日常にあるなかで、自分が面白い!と思う選択を信じていこうと思った。直感って大事!!
以上!!
どの映画を見ていいかわからないという自分のように、どの本を読んだらいいかわからないという人の参考になればいいなあと思った。
「読書リスト」には、次読もうとしている本もまとめているので、玄人も参考にどうぞ。
そう!
本って本当に面白い!!
気になる点があれば、メール下さい。
おすすめの本もお待ちしております。
wakawaka191989@gmail.com
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ちゃんちゃん。
本屋大賞の本を全部読むってすごいですね。たくさんの本がある中いい本に巡り会えるのはなかなか難しいのでこの方法はいいかもしれません。時間がなくて本が読めないと言い訳している自分ですが、見習ってもっと本を読みたいと思いました。私も伊坂幸太郎さんの大ファンです。たまたま伊坂幸太郎さんの本の翻訳について調べていたところこちらのブログにたどり着きました。
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