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2013年7月27日土曜日

最近の日々「ぜいたく」

「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。」

最近ふと、そんな言葉を思い出した。

伊坂幸太郎の小説「砂漠」のひとこと。


ここ数日、進路について考えていた。

いろいろとあって、

来年から最低3年は長崎にいる可能性が浮上。

つまりは、一定の場所にとどまる。

そんなことを考えたとき、各々の場所で出会った人間関係が本当にありがたく思えた。

大学生活・ファミレス・カナダ避航・フィリピン留学・家庭教師・ホスト・路上販売・野球の旅。


長崎にいるなら、関東に住んでいいる人や韓国人とは会いにくい。

会えないにしても、Facebookで連絡はとれる。

そんな感じの、ギリギリ繋がっている人間関係が、すごくありがたく思える。


例えば、フィリピン留学。

「日本どうなん?日本人どうなん?どう生きていくん?海外やっぱおもろいよな?」

そんな話をできる友人がいるってことに、自分の心はかなり支えられている。


例えば、野球の旅。

「あのリーグおもろいっすよね!あの選手かっこいいすよね!」

海外野球の話で盛り上がれる友人がいることは、自分の人生を何倍も楽しくしている。


例えば、大学生活。

「あいつどうなってる?これからどうすっか?」

卒業しても連絡をとりあえることは、自分の驕りを消し去ってくれる。


例えば、カナダ避航。

「What's up? What are you doing? What will you do?」

海外の人とお喋りできることは、自分の心を明るく明るくしてくれる。


ギリギリ繋がっている人間関係が、すごくありがたく思える。

直接会わずとも、直接話をしなくても。

ここ数年の結果さ。


長崎にいることを想像したとき、思った。

人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことかな。

おれはいま24さい。



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