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2014年3月9日日曜日

最近の日々「アリゾナと私」

今、アリゾナにいる。

実は、3年前に、自分はここに来ていた。

ばってん、ほとんど記憶が無い。

人生1番の病み期ならぬ、闇期時代の話。

今回は、弟と一緒に旅をしている。

アメリカに来るのが初めての弟。

英語が話せないため、ホテルにいても誰かに声をかけられることが怖く。

野球のチケットを買うことですら、緊張する。

そんな彼を見ながら、3年前の自分を思い出す。

アリゾナと私の話。

3年前の2011年。

周囲の友達が大学を卒業するなか、自分はアメリカに行くことを決めた。

何かをやらなければ、自分自身がもたなかった。

「アメリカに行く」ことを支えに、その時期は生きていた。

アメリカに何があるのか、現地で何をするかさえわからない。

英語も全く話せない。

日々、ベットにこもっていた。

3年後の今。

目的をもって、アリゾナを周った。

レンタカーを使って、英語を駆使して、積極的に動いている。

なんっつうか、泣きそうになる。

球場を周っているとさ、3年前のかすかな記憶がよみがえる。

ばってん、

かすかにしか思い出せなくてさ、

自分の記憶から消し去りたいぐらい、

嫌なのか、辛いのか、そんな時期だったんだろうなあと。

過去の自分を思い出せない。

今、こうやって、心の何かが安定するまで、3年かかった。

辛い経験が、今の自分の強さや自信を作っている。

そんなことは到底思えず、

ただ、

思い出せもしない過去が自分の中にある。

アリゾナと私。

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