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2014年4月29日火曜日

詩「十分すぎる日常」

名古屋では雨が降っている。

コーヒーを飲みながらさ、ボーっとするのが好きだ。

好きだけじゃなくてさ、そんな時間がさ、自分にとっては大切でさ。

1人の時間を、絶対に作ってしまう。
時々さ、ありがてえなって思う時がある。

詩にして、写真をとって、言葉を書いて、人と喋って、自分を表現してさ、

それを、楽しんでくれる人がいる。

素直に表現したものを、素直に楽しんでくれる。
詩を書くってさ、なんだそれ?って思う人もいるかもだけどさ、

いつかきっと、読んでくれる人が現れるはずなんだよ。

いつかきっと、馬鹿にしてた人も、気にかけてくれるようになる。

自分のことを表現する手段を持てたらいいなってよく思う。

表現しているうちに、自分がどんな人なのかって、気づけたらいいなって思う。

そんな感じで、時々、詩を書いていく。

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詩「十分すぎる日常」

音楽を聞いて、コーヒーを飲んで、街を歩いて。

それで、もう十分。

友達がいて、写真をとって、美味しいものを食べて。

それで、もう十分。


なんとかさ、流れる日々をせき止めようとする。

目をこらしてさ、過ぎ去る日常を見つめようとする。

ずっと昔から、そんなことをやってきた。

窓越しに遠くを見つめた。


あー、これが自分なんだなって。

あー、これが俺なんだなって。

少しづつ、自分がわかりはじめた。


隣に座ったじいちゃんに喋りかける。

意気投合し、一緒にお酒を飲む。

それで、もう十分。


こうやって、自分のことを素直に表現出来て、

こうやって、素直に表現したことを見てくれる人がいて、

それで、もう十分。

私は、十分すぎる日常の中にいる。

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