ここ最近、初めて感じたことがあった。
「なくしたものがある」
名古屋に配属された同期を見て、そう思った。
自分にとっての静かな衝撃。
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名古屋には、自分を含め、4人の同期が配属された。
その1人が、ハヤト。
埼玉出身の22歳。
勢いがあって、飲み会では盛り上げ役の人。
周囲から好かれる、そんな男。
★
2011〜2013年の3年間。
自分は、フリーターとして過ごした。
その中で、いろいろなものを得た。
自信・希望・美しい景色・きれいな写真・野球関係の仲間。
なんというのか。
自分の中では、得たものだけだと思っていた。
ただ、同期のハヤトを見ながら思った。
なくしたものがある。
★
働きながら、研修をうけながら、ハヤトと自分を比べて思った。
「勢い」って、自分の中でなくなっているなって。
「感覚」って、自分の中で鈍っているなって。
今の自分は、どこか落ち着いてしまっていて、どこか平然としている。
大人になったといえばそうだけど、
以前よりも自信がついたといえばそうだけど、
何かを、たしかに、なくしている。
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どう伝えたらいいのかわからない。
自分にとっては、なにか、衝撃だった。
言うなれば、
若い人は若いなりに、若い時は若い時なりに、できることがある。
言うなれば、
自分の中にはない何かを持っている同期が横にいる。
今の時間を大切にしたい。
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