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2012年7月21日土曜日

池上彰

「全体」
第10章からなる。

第1~第7章は、「話す」上での技術について。プレゼンや図解をどういうふうに作って話すか。
第8章は、日本語を磨くことに関して。
第9・10章は、声の出し方やトレーニング法。

「要約」
P224
わかりやすい説明をするためには、伝える相手の頭の中に、どのような知識があるのかを知った上で、あるいは想像した上で、バラバラな知識が1つにつながるような論理構成を考えればいい。

P172
わかりやすく伝える上で重要なことは、接続詞を出来るだけ使わないこと

P173
接続詞という接着剤を使わなくても、文章が繋がるかどうか考える

P176
例文
「消費者の落ち込みがつつき、ファッション業界は、新しいトレンドの開拓に必死です。こうした中、アメリカから新しいファッション企業が日本進出を果たしました。」

池上さんのツッコミ
「こうした中て、どうした中なんだよ。文章を論理的に繋げる事が出来なかっただけだろ。」


P178
例文
「本日は報告に長い時間をいただきましたが、そろそろ終わりにします。」

池上さんのツッコミ
「が、てなんやねん。が、は逆説の意味にだけ使えっちゅうねん。」
P153
プレゼンテーションのメモを作る際に、言いたいことが5項目あっても、3つにせろ。

P154
すべてのテーマを3つに分ける。例えば、大きな3つのテーマについて30分話す。そのために、小見出しを3つたて、10分ずつ話す。物事も、過去・現在・未来にわけるか、現状・反省・提案にわける。

「意見」
得たい内容が書かれていたのは、8章のみ。

この本は、「話すこと」に興味がある人にオススメする。

①わかりやすい説明をするためには、伝える相手の頭の中に、どのような知識があるのかを知った上で、バラバラな知識が1つにつながるような論理構成を考えればいい。

こえは、井上ひさしさんの長期記億と似た話。

まず、「どのような知識があるのか」を知るためには、どうしたらいいやろか。

人と話すこと、人の話を聞くこと。それ以外にあるやろか。
そういう意味で、「伝える」ってのは総合的に鍛えなあかんね。

②上の池上さんのツッコミ
これは、紋切り型の話と似ているよね。

簡単な言葉を使って、誤魔化して、説明から逃げる。普段から気をつけるか。

③3つにわける。

P153から、「3つに区切ること」について、ひたすら書いている。

今の私にとって、必要性の低いこと。けれども、いずれ勉強する気がする。

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