ページ

2012年11月17日土曜日

ELLEGARDEN

こんにちは。WAKAっす

この記事は、2008年05月10日にmixiで書いたもの。

読んでほしいと思って、復刻させた。

あれから、もう4年半も過ぎたのかあ。

中学や高校の3年間を越える期間やけんなあ。ほんま早いなあ。

山口大学の頃と今の俺。何か変わったんやろか。

1年1年をもっと彩って。

山口の空気が冷たい。 

今日もいろんな事を考えながら一日の大半を終える。

今回日記を書いたのはELLEGARDENが活動停止になり、彼らが僕の人生に大きな影響をもたらした事を文字にして残しておきたかったから。

彼らの活動停止は思いのほか自分にとってつらいことだった。

ELLEという、あったこともない人たちによって作られた音楽。

まさか、ここまで影響を与えるとは思っていなかった。

今回の日記はわからないとこがおおいかもしれん。

長崎の坂のおおいまちなみを思い出しながら。 


俺が一番最初にエルレに出会ったのは弟の存在のおかげ。 

確か俺が高2で、弟が中3。 

懐かしい。

弟とは、部屋が一緒で、コンポが一台あった。 

兄弟いるひとはわかるかもしれないが、弟と同じ音楽を聞くことが出来ないときがあるさ。

弟に「兄ちゃん。この音楽いいから聞いてみて」と言われて素直にあんたはその音楽聞けるか?? 

兄としてのプライドかなんかしらんけど、弟の意見を認めたくない時ってあるんだ。

それが、このELLEにあてはまったっさ。 

その頃の俺は19・ミスチル・ケツメとかしか聞いていない人だった。

弟が部屋でELLEを聞いとったら、「なんやうっさかな」 としか思わんやった。

弟が気持よく聞いてんのに、自分勝手にコンポ止めていたわけよ。 

弟にとったらかなりむかつくよな。 

話聞いてもらえんで、理不尽にとめられるし。
 
でも弟やけん結局は逆らう事は出来んわけよ。
 
そんなひどいことをしていた俺が、結局ELLE大好きになるもんな笑。 
ようするに学んだことはひとつ。 

人が好きなものとかを話も聞かず頭ごなしに否定しないこと。 

理不尽に否定されたら、悲しいし、ムカつくだろ。 

そういう周りの意見を聞かない人って意外に多いとよね。 

自分が聞いている音楽が一番だとか、そのアーティストはないとか、mixiするとかないだろとか。

言われたらむかつくのに言うもんね。 

別に悪いとはいってない。

でも、そういう風に話も聞かず、否定することによって、世の中のいいものやいい意見から、どんどんおざかっていってるような気がするさ。

自ずと、自らね。

それを俺は、ELLEで肌に感じた。

なんいいよっかわからんかな笑。 

いらないプライドはさっさと捨てちまって、いいものを積極的に吸収していこうぜ。って感じ。 

こんなことをELLEは考えさせてくれたわけだ。 

弟にはほんとうに申し訳ないよな。上げる面がない。 

これがエルレとの出会いね。 
それから、ほぼ毎日ELLEを聞くようになった。 

ELLEはいいよ。

素直にかっこいい。 

音楽ってさ、ずっと聞いとくと、聞いてたころの風景ってか情景がよみがえるやん。 

思い出したり。 

あの不思議な感覚が大好きで、アルバムで曲は出来るだけ聞いたりするさ。

例えば、ホームメイド家族の曲を聞いたら高校の頃好きだった人を思い出して、スガシカオ聞いたら高校野球を思い出す。

そのなかでもELLEは、たくさんの情景をよみがえらせるわけよ。

ロストワールドとサラマンダーを聞くと、大学受験のために馬鹿みたいに勉強したときを思い出す。

夜7時に帰ってきてんのに、それから6時間ぐらい国語を勉強する日々。

サラマンダーの「いぇい!!」ってとこで、ガッツポーズしてストレスば発散させよった。

 おやじに何回怒られたか笑。

 あの頃のきつかったときば思い出す。

ジターバグ聞いたらイチロー、スターフィッシュ聞いたら島原、メリミー聞いたらななさん、バタフライ聞いたらチャーリー、 スパノヴァ聞いたらクラッファ、ステレオマン聞いたらたけし 。

そのうち、大学の友達を思い出すようになるんだろうな。

NO'13を聞いたら高校3年を思い出す。

NHK杯と夏の大会のための朝練に、母が父の車で送ってくれたあの瞬間。

聖マリアから北高までのあの山口県では理解不能な坂。

窓をあけっぱにして、爆音で、隣には母がいて。

風がめっちゃ気持よくて。

あの頃の全てがふっとでてくる。 

思うさ。
 
もし母さんがこの世からいなくなって、NO'13を聞くと、どうなるんかなあと。

聞くたびにあの頃の母さんを思い出すような気がする。 

そして、懐かしさに涙がふっとでてくるようなきがする。 

ホントにさ。

エルレは俺にとってただのアーティストじゃない。

じじいとかになった時も曲聞いたら昔の懐かしい時を思いだせるかな。 

最後にワンマンライブに行こうかなと思っている。

ELLEGARDENを見るのも、もしかしたらこれが最後かもしれない。 

過去のアーティストになってしまうのか。 

涙がでてきそうだ。

いろんな思いを込めて行ってきます。


こんな星の夜は全てをなげだしたって君に会いたいと思ったり。

いらないもの重たいものここにおいてって。

重なって少し楽になって見つかってはここに逃げこんで。

笑ったことを思い出して。

積み重ねた思い出とか音をたててくずれたっても、僕らはまた今日を記憶に変えていけるから。

なんつってかっこつけたりして笑。





なんつってる自分がここにいて。


0 件のコメント:

コメントを投稿