気づいたら、24歳。
誕生日とかはどうでもいい。
とりあえずは、刻一刻と20代が終わりに向かい、刻一刻と10代が遠ざかっている
球場の写真はMexico/Estadio Francisco Carranza Limón/2013にUPした。
日常の写真はMexico/2013/1/19/にUPした。
写真が好きな人は上のURLからどうぞ。
今日は朝8時におきることから始まった。
9時半にペンションアミーゴをおさらばし、地下鉄と徒歩で1時間ぐらいかけて空港へ。
(地下鉄内の乗り継ぎは、結構歩く。空港と地下鉄はまあ近いぐらい)
interhet(メキシコの格安航空・日本でいうスカイマーク)に乗り、クリアカンへ。
飛行機は予定時刻の40分後という、メキシカンタイム。
飛行機まで遅れるってのは、正直びびったw。
★
フライトは1時間だと思っていたけど、2時間ぐらいあった。
バスで移動したら、結構な距離のはず。
飛行機からの景色は普通に綺麗だった。
ただ、青が続いた。
★
無事に空港につき、タクシーでバス停までむかった。
市内までのバスとかはないので、ここはタクシーを使うしかない。
運ちゃんがおもしく、動画におさめた。
いやー、それにしても、シティと比べものにならないぐらい暑い。
★
20分ぐらいかけてバス停についた。
もものジュースを買い、グアサベいきのバスを探す。
(フルーツの飲み物は安い。)
売店の、英語が話せる店主に行き方をきいた。
何個かあるみたいで、TAPというバス会社を使った。
他は、売店の子供に日本円の100円をプレゼントしたり、食堂で中国飯を食べたりした。
こういうとき、中国ありがとうと思うのよねー。
★
バスは140ペソ(980円)で、3時間前後の移動。
時刻は3時。
計算上は、6時間半の試合に間に合う。
この、グアサベまでのバスチケットを買えたことが、この日で1番上手くいったことだと思っている。
個人的にも、よくやった!と認める。
★
バスは普通に綺麗で、満員だった。
座席は広く、ついているテレビには映画がずっと流れている。
な、なんと!wifiが使える!
メキシコの外でwifiを見つけたのは初めて。
興奮したばい。
使い勝手がよさそうなメキシコのバス。
とりあえず、疲れがたまっているものの、ここで眠ることは出来ない。
おり過ごすわけにはいかんのよ。
★
車内から見えるのは、平凡な景色の連続だった。
バスは5時45分に、グアサベの街についた。
ど田舎ということがわかるくらい、特に何もなさそうな街。
グーグルマップでの画面保存写真を頼りに、ホテルを探した。
★
30分ぐらいうろついて、なんとかホテルを見つけれた。
写真にあった概観通り。
見つけたときは、これまた興奮したねー。
なんせ、この街には、ホテルが2つしかない。
★
興奮冷めやらぬなか、球場に行くまでの準備をする。
バックパックをワイヤーで、ベッドにくくりつける。
服を手であらって、部屋でほす。
重要なものは手に持ち、まあ重要なものは部屋内に隠す。
野球をやっと見れる気持ちが行動を速める。
★
国道みたいなとこを球場までにそって歩く。
あるいて20分ぐらい。
周囲は暗く、歩いている人はいない。
怖いので、走る準備と周囲の警戒は怠らない。
★
歩いていると、巨大な光が見えてきた。
うわああああああああああああああああああああああああああ。
「野球の試合が行われている。」
という事実がもう嬉しくて、たまらん。
PLUS。
よっしゃ!やっと見れた!
よっしゃ!無事にたどり着いた!
という気持ちが、俺を発狂させた。
この日の何かをミスっていたら、試合を見れなかったわけやけんね。
・安堵の気持ちも大きかったかな。
とりあえず、嬉しかった。
感動とマック越しの球場を写真におさめ、また歩いた。
★
球場のチケット売り場近くは、かなりの人がならんでいる。
これまた興奮。
うわーーーーーーー。
「野球好きな人が、こんなにも、こんなところにもいるのか。」
日本人以外にも熱烈な野球好きな人が世界にもいる。
この事実が、今の俺を動かしているようなもんだからね。
台湾で野球を見たのが、行動の原点よ。
★
チケットを買う順番が回ってきた。
「ソイデハポン・ノアブロエスパニュル」(日本人で、スペイン語話せません)
いつものセリフをつげ、300ペソを渡す。
掲示板に書かれていた、1番高いチケットが180ペソ。
まあ、300あれば、どの席かのチケットを買えるだろうという憶測だった。
差し出されたのは、220ペソ。
書かれてあったものと違うし、どの席かわからんけど、とりあえず、ゲットだぜ。
メキシコ野球のチケット。
★
球場に踏み入れる様子は動画におさめている。
UPするのがかなり大変なので、日本に帰国してやるとする。
★
球場に足を踏み入れる感覚は、広島市民球場を訪れたときと似ていた。
憧れていた景色と未知の世界。
なんていうんやろうねー。
あー、夢の世界だと思っていたものが、現実として起こりえるんだなーって感じ。
試合は、1回の裏を終えたところ。
★
変な話かもけど、楽しい時間との刹那に、少し悲しい時間がある。
あー、こんなものか。
っていう、なんていうか、現実的な感じ。
一気に現実に戻される感じ。
なんて言葉で表したらいいのかわからんので、悲しい時間と表現した。
ま、ベースとしては、かなり興奮してんだけどね。
★
席は、バックネット裏の三塁側。
これで、220ペソはやはり安いねー。
球場が小さいこともあるけど、日本なら5000円とかするねー。
★
最初1人でポツンと座っていた。
2回裏ぐらいから、周囲も球場全体も人が増えてきた。
後ろに座っている家族連れと仲良くなり、めちゃくちゃ盛り上がった。
俺はただひたすら、「ビバメヒコ・ビバハポン」(メキシコ最高・日本最高)と叫ぶ。
恥ずかしいって気持ちは最早ない。
日本人なんていないし、こんなところそうこないだろう。
周囲の人は、のってくれるのか、ビバハポンコールをやってくれる。
普通にワロタ。最高の時間ね。
その雰囲気は、ぜひ、動画でお伝えしたいねー。
いや、これはホンマに面白かった。
★
周囲の人もそうけど、この日は、試合展開も面白かったのよ。
第七戦あるセミセミファイナルの6戦目。
グアサベは二勝三敗。
ここで負けると、今シーズンは終わり。
5回までは、7-2でメヒカリのリード。
グアサベがここから追いかける展開が素敵だった。
やはり、乱打戦は楽しいねー。
結局は、8-7でグアサベが勝った。
この日のスコアはこれ。
ここまでの情報を残すってのは、流石アメリカMLBって気がするねー。
★
試合は11時半に終わった。
4時ぐらいかかったみたいで、流石メキシカンタイムなのか?
公共交通機関なんてものはない。
日本にはない、暗い夜。
周囲を警戒しつつ、歩いてかえる。
うーん、メキシコだねー。
★
そんな感じで、はじめてのメキシコ野球は終わった。
移動が過密スケジュールで、バスの情報がなかったぶん、よくやったな!と自分で思う。
とりあえず、お世話になったメキシコ人に感謝っす。
そんな感じで、気づいたら24歳の誕生日を迎えました。
新しい年になったことは、別に書こう。
球場の写真はMexico/Estadio Francisco Carranza Limón/2013にUPした。
日常の写真はMexico/2013/1/19/にUPした。
動画は帰国してから。
★
ほな、かなり長かったけど、読んでくれてありがとう。
はじめてのメキシコ野球、2013年1月19日でした。
ちゃんちゃん。
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