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2013年3月17日日曜日

アメリカの旅「サンフランシスコ」

さっき、サンフランシスコについたさ。

結構な距離を移動したよ。

ホテル→マイアミ空港→ロサンゼルス空港→サンフランシスコ空港→ホテル。

まあ、無事につけてよかった。

あと16時間後にさ、野球の試合が始まる。

WBC準決勝、日本VSプエルトリコ。

なんていうかさ、すごいよ。

約1年前の2011年12月。

WBCという、この大会を見ることを誓った。

そのときはさ、どのチームを見ようと、気にしていなかった。

野球を見て、発狂する、世界の人を目におさめるのが目的だった。

2012年4月。

韓国野球を1周した。

国内でこんなに野球が人気なのか?と正直ビビった。

韓国野球に愛着がわき、選手がわかるようになった。

2012年5月・6月頃。

日本代表がWBCに出場するしないなんちゃらでもめていた。

個人としては、どうでもよかった。

日本が出場しようとしなかろうと、WBCを見に行く事に、変わりはない。

どうせ出場するんだろうし、日本か韓国がどちらか、アメリカに来てくれたらいいと思っていた。

2012年秋。

日本代表がWBCに参加することが決まった。

興奮するわけでもなく、やっぱりかと、ただ思った。

日本代表の試合があるころは、別のところで野球を見ている。

中米野球で頭がいっぱいだった。

2013年1月

メキシコで野球を見た。

チケットは売り切れになるほど人気で、またビビった。

メキシコでそんなことが起こっているとは、夢にも思わなかった。

2013年2月

キューバ人に会って、知った。

キューバ国内で、いかに野球が人気か。

いかに、日本野球・アジア野球を恐れているのか。

毎日発行される新聞には、WBCに関する記事がデカデカと載っていた。

キューバ=野球という、昔からのイメージが目の前に、現実としてあった。

2013年3月

WBCの予選が福岡と台湾で始まった。

時差の関係で朝5時から試合。

起きるのが大変なこと、大変なこと。

2013年3月

WBCの予選がこちら、プエルトリコとマイアミでも始まった。

「人生で、野球をこんなにも見たのは初めてではないか?。」

そのくらい、ただ、野球漬けの日々だった。

朝6時に起きて、アジアの予選をPCで見る。

昼12時にホテルを出発して、中米の予選を現地で見る。

夜1時に家についたとおもったら、数時間後にPCで別の試合。

よく動いていた。

確かに、きつさはあった。

3時間睡眠で、不規則な生活で、慣れない土地。

疲れないわけがなかった。

ところが、いざ、PCの画面にたつと変わった。

眠気でショボショボする目も、みるみる冴える。

各国の代表として活躍する選手を応援したかった。

今まで訪れた、韓国・キューバ・メキシコ・カナダは、なおさら気合が入った。

2013年3月

プエルトリコとマイアミで野球を見た。

こちらの人は、自分が生まれた国を、本気で応援する。

それはもう、兄弟が出場しているのか?ってぐらいに。

ドミニカファンは、ドミニカ代表に、口が張り裂けそうな声援を浴びせる。

その姿は、羨ましく写った。

同時に悔しかった。

プエルトリコ人とドミニカ人に囲まれる中、唯一のアジア人。

俺も本気で応援したい。

2013年3月

日本代表がサンフランシスコでの準決勝行きを決めた。

その事実を知った時、かなり嬉しかった。

「本気で応援してやる!」と直感で思った。

台湾や韓国が決勝に来ていたらどうなっていたか。

「心の底から応援する。」とはならなかったように思う。

それは批判ではなく、今の自分の現状がそうなのである。

アイデンティティうんぬんではなく、そうなのである。

隠すことが出来ない感情なのだ。

偽れない、奥底に隠れてあるもの。

「本気で自分の国を応援する。」

その衝動性に今まで駆られたことがなかった。

日本野球が当たり前のようにあって、勝っていたから。

本気で応援したい!と思わせてくれた、中米野球。

本当にありがてえ。

2013年3月16日 

今日。

サンフランシスコの空港におりたち、調べ物をした。

プエルトリコの相手の先発投手って誰だろう?

画面に現れたのは、

「Kenta Maeda」

ん?日本人じゃね?日本じゃね?

空港で、思わず、ガッツポーズをかました。

頭の中は、プエルトリコ側の応援側にまわっていた。

あとすこしで、日本代表が目の前にいる。

そんなことが現実に起こるのか?

と、不思議な気持ちでいる。

めぐりめぐって、出てくる言葉は、1つ。

「すごいよ」

そんな感じで、2013年WBC決勝の地。

サンフランシスコにたどり着いた。

日本ば全力で応援するばい。


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