ページ

2013年3月30日土曜日

アメリカの旅「アメリカ一周の3日前」

4月1日から、アメリカ一周が始まる。

東海岸をたどり、内陸部に入り、西海岸にぬける。

滞在可能な60日間をフルに使う。

ふとたちどまって、3日前の心境を書いてみた。

まず、心に残るは、安堵。

今まで、メキシコ、キューバ、プエルトリコ、マイアミ、サンフランシスコを旅してきた。

出国前に感じてた不安(活動記32「前夜」活動記31「出国前の思い」)を忘れるくらいに。

無事、旅できている。

殺されず、盗まれず、襲われることなく。

メキシコに普通にいる。

あたりまえのことが、なにか不思議に思える瞬間がたびたびあった。

よくやっているな、と自分でも思う。


次に、心に残るは、悔しさ。

もっと出来たんじゃないか?

という、1つの言葉が胸をえぐる(旅の悔しさに)。

ほんま、もっとできることはあったよな。


次に、心に残るは、楽しさ。

各地で、素敵な写真がとれている。

アップロードしていないだけで、実は、アホみたいな量の写真が集まっている。

写真やカメラについても、以前よりはわかるようになってきた。

帰国後。

路上で写真を売るのが楽しみでしょうがない。


次に、心に残るは、ありがたさ。

見ず知らずの俺を泊まらせてくれた、数多くのメキシコ人。

キューバで一緒に行動してくれた、よき日本人。

サンフランシスコで出会えた、おかしいぐらいな野球好き。

んで、野球そのもの。

野球がなければ、この地にいることも、外国人とコミュニケーションをとることもなかった。

ありがてえなと、何かが流れ、することなすこと、手につかないときがある。


最後に、心に残るは、寂しさ。

アメリカ一周は、おそらく、とてつもないスピードで終わる。

旅の日程を見ていると、ある程度よそくできること。

感傷にひたる時間も、立ち止まっている時間もない。

知らない土地に怯えながらも、歩きはじめる。


これだけの旅をして、これだけの旅をしようとして、

感じることはこれだけか?

表現できることはこれだけか?

と、この文章を書きながら思う。


そうじて、アメリカ1周の3日前の心境。

3日後。

駆け抜ける日々がまた始まる。

0 件のコメント:

コメントを投稿