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2013年9月1日日曜日

「はじめて、日本を本気で応援した日」

書店で、田村耕太郎さんの著書「君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?」を手にとった。

飛ばし読みしながら、ある1日を思い出した。

はじめて、日本を応援した日。

2013年3月17日
さかのぼるは、5ヶ月前。

世界の野球を見る目的で、各国を訪ね歩いた。

メキシコ、キューバ、プエルトリコ、アメリカ。

日本人をふくめ、アジア人すらいない場所で、野球の試合を見た。

現地の人たちは、兄弟が出場しているのか?

ってぐらいに、自国の代表チームを応援していた。

メキシコ人、ドミニカ人、プエルトリコ人、ベネズエラ人、アメリカ人、キューバ人。

本気で応援する姿は、ただただ、羨ましかった。
今までの24年間を振り返ったとき、自分の国を本気で応援したことがなかった。

サッカーにしても、バレーにしても、テレビで見る日本代表は、どこか遠い存在。

日本チームが勝ったとしても、よかったね!と、そのくらいしか感じなかった。
2013年1月19日から3月17日。

およそ、約2ヶ月間。

自分が好きなものを熱狂的に応援する人に囲まれた。

その結果なのか、自分の中の、ある感情に気づいた。

他国を心の底から応援できない。

自国を心の底から応援したい。
ワールドベースボールクラシックという、野球の大会がアメリカで行われた。

2013年3月17日。

日本のユニフォームを身にまとい、声援をおくった。

周囲の目も気にせず、流れてきた涙をふきとって、声援をおくった。

心の底から、声援をおくった。

はじめて、「日本」を応援した。

あれ以上に、日本を本気で応援する日がくるのかなと、今思いめぐらす。

ほんとね。

野球を見る目的で世界各地を周っていたんだけれど、他の目的もあったんだろうな。

日本、日本人、自分、未来、過去、仕事。

モヤモヤしたものを、はっきりさせたかったのか。

ぜーーーんぶひっくるめて、この日にたどり着いた気がしている。

なんとかして、たどりついた1日。

自分の人生を確実に変えた1日。

そんな、忘れもしない1日。

2013年3月17日。

はじめて、日本を本気で応援した日。
撮った写真はこちら「Facebook

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