友人からすすめられ拝読した。働いている会社でも使われている教授の1人で、もの凄くおもしろかった。
真の動機付けと人生の優先事項の関係や、人生計画と偶然の機会のバランスの取り方、戦略を実行するための資源配分の方法が書かれている。企業や個人の成功例や失敗例が豊富に紹介されており、人間や組織の本質を抉り出すスリリングなケーススタディーとしても興味深い内容ばかり。厳しい現実に向き合うための「思考法」と、人間心理への深い洞察を与えてくれる。(抜粋:ようやく
)
真の動機付けと人生の優先事項の関係や、人生計画と偶然の機会のバランスの取り方、戦略を実行するための資源配分の方法が書かれている。企業や個人の成功例や失敗例が豊富に紹介されており、人間や組織の本質を抉り出すスリリングなケーススタディーとしても興味深い内容ばかり。厳しい現実に向き合うための「思考法」と、人間心理への深い洞察を与えてくれる。(抜粋:ようやく
)
(抜粋:アマゾン http://www.amazon.co.jp/dp/4798124095/?tag=googhydr-22&hvadid=40882100671&hvpos=1t1&hvexid=&hvnetw=g&hvrand=7736498192933535639&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=e&hvdev=c&ref=pd_sl_91u45r8ujq_e)
下記から、文章の抜粋。
P28
私たち一人を動かすものは何か?それをまず理解しないことには、幸せについて有意義な話し合いなどできない。わたしたちは知らず知らずのうちに不幸なキャリアや不幸な人生にとらわれるのは、自分を真に動機付けするものを根本的に誤解してるせいであることが多い。
P36
衛生要因と動機付け要因。
P41
問題が起きるのは、金銭がほかのどの要素よりも優先されるとき。
P42
彼らを動機付けしていたのは、家を手に入れるというよりも、家をたてるという行為であった。
P48
自分を動かすものは何なのか、それを理解することは、満ち足りた人生へと向かう、重要な一歩だ。だがそれだけではまだ道半ばでしかない。動機付けを与えてくれて、衛生要因を満たすようなキャリアを、実際に見つける必要がある。これが簡単なことなら、だれもがもうそんな仕事を手に入れているだろう。そう簡単な話ではない。願望や目標を追い求めることと、思いがけない機会を活かすことのバランスを図らなくてはいけない。戦略プロセスのなかでも、とくにこの部分を正しく行うことが重要である。
P52
本田の創発的戦略と意図的戦略。
P54
わたしたちは人生やキャリアで、意識していようがいまいが、つねに意図的戦略か創発的にあらわれる予期されない選択肢のどちらかを選びながら、道を進んでいく。どちらを選ぶべきかは、あなたが道程のどこにいるかによって決まる。
P59
意図的戦略や創発的戦略が有効かどうかを考えるさいに、役に立つツールがある。戦略が成功するためには、どんな仮定の正しさを証明する必要があるのかを考えるのだ。「これが成り立つためには、何がいえたらいいのか。」
P63
デリズニーの話。この予測が実現すると現実的に期待するには、どの仮定の正しさが証明される必要があるのか。リストにて、重要度と不確実性の高い順に仮定を並べる。リストの1番上に、最も重要で最も不確実性の高い仮定を書き、1番下には重要性と不確実性が最も低いものがくるようにする。
P70
人生に戦略を持ち、動機付けについて理解し、切望する目標と予期されない機会とのバランスを図ることの大切さはわかった。だが自分の時間とお金、労力を費やす方法を、これに応じて買えていかなければ、何も始まらない。
別の言い方をすれば、最も肝心なのは、自分の資源をどのように配分するかである。企業であれ人生であれ、実際の戦略は、限られた資源を何についかすかという、日々の無数の決定からうまれる。1日1日を過ごしながら、正しい方向に確実に向かうには、どうすればいいのだろう?それには、自分の資源がどこに流れているかに注意を払うことが必要だ。資源配分の方法が、自分の決めた戦略を支えていなければ、その戦略は全く実行しないのと同じだ。
P80
わたしたちはプライベートな時間や労力、能力、財力と行った資源をもっていて、これを使っていそれぞれの人生でいくつもの「事業」を育てていく。例えば、伴侶と実り多い関係を築く、立派な子供を育てる、地域社会で成功するといったことだ。残念ながら、資源きには限りがあるため、それぞれの事業は資源を得ようと競い合う。
だかこれは厄介なプロセスだ。毎日いろんな人が。あなたの時間や労力を求めてくる。
自分が前進していることが最も具体的に見える分野だからだ。
実のところ、あなたが望み通りの人生をおくれるかどうかは、自分の資源をどのように配分するかによって決まる。
P110
間違った観点にたって開発されたせいで、失敗する製品が多い。顧客が本当に必要としているものではなく、顧客に売りたいものにしか目を向けない。ここでかけているのは共感、つまり顧客が解決しようとしている問題への深い理解だ。同じことが人間関係でもいえる。わたしたちは、相手に撮って何が大切かを考えもせず、ただ自分に必要なものを得るために、関係を結ぼうとする。
P113
わたしたちが製品を購入する動機になるのは、「自分には片付けなくてはならない用事があり、この製品があればそれを片付ける助けになる」という思いだ。
P125
自分は何の用事を片付けるために、雇われているのか?
P128
伴侶の成功を助け、伴侶を幸せにするために、自分をどれだけ犠牲にできるかにかかっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿