その線がなんとか切れないようにと体を動かしている。
切れてしまっても特に何も起こらないと、
自分ではそう思っているけれど、
切れてしまったときには、何かが溢れ、何かが崩れる。
1つ1つの出来事にいちいち揺れたくないから、何も感じなようなフリをしている。
このくらいでビビってたまるか。
このくらいで立ち止まってたまるか。
このくらいで満足してたまるか。
不安や恐怖を感じるのは、正常な感覚で、
それをかき消そうとする過程が、なにか、自分に力をくれる。
こういう感情は別に欲しくはないんだけれど、
たびたび、そういう線と出会う。
そういう線を自ら作る。
たびたび、そういう線と出会う。
そういう線を自ら作る。
張りつめた線
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