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2017年9月18日月曜日

読書感想文「風が強く吹いている」(本屋大賞34番)

【本の概要】
題名: 風が強く吹いている
著者: 三浦しをん
発行:2006年
リンク:アマゾンWikipedia

内容1:政大学4年の清瀬灰二は肌寒い三月、類まれな「走り」で夜道を駆け抜けていく蔵原走に出くわし、下宿の竹青荘に半ば強引に住まわせる。清瀬には「夢と野望」があった。もう一度、走りたい、駅伝の最高峰、箱根駅伝に出て、自分の追求する走りを見せたい。その「夢と野望」を「現実」にするにはあと一年しかない。そしていま強力な牽引者が彼の目の前に現れたのだ。竹青荘は特異な才能に恵まれた男子学生の巣窟だった。清瀬は彼らを脅しすかし、奮い立たせ、「箱根」に挑む。たった十人で。蔵原の屈折や過去、住人の身体能力と精神力の限界など、壁と障害が立ちはだかるなか、果たして彼らは「あの山」の頂きにたどりつけるのか。(参考:アマゾン)




【総合評価】
18:点(30点中)
①読みやすさ :難しい言葉はなく、読みやすいです。
②キャラクター:1人1人の描写が記載され、キャラが立っています。
③言葉/文体 :読みやすい文体です。
④どんでん返し:特にありません。
⑤読後感   :走るっていいな!と感じさせてくれれます。
⑥好み    :明るい話&挑戦する話なので個人的には好きです。


【私の感想】
・九州出身の私にとって、箱根駅伝はどこか遠いイベントのように感じていました。実際に出場する大学に知り合いもいなければ、周囲で熱心に応援している人もいなかったからです。ただ、この本を読んでから、箱根駅伝というキーワードをyoutubeですぐに検索している自分がいました笑。走るってかっこいい!!車でもいいから、彼らが駆け抜けた場所を走ってみたい!!なんというか、人生とは言わないまでも、日常が豊かになった気がしています。



【気になった点】
1、ページ数の関係でしょうがないと思いますが、箱根駅伝に出場が決まってから箱根駅伝に出るまでの、苦悩や葛藤、練習の背景等がもう少しほしいなと感じました。


2、三浦しをんさんの本を読むのはこれで2冊めですが、もっと、箱根駅伝の歴史や各高校の描写、過去の大会の名場面等をいれてほしいなと感じた次第でした。そうすることで、各区の面白さや走りがもっと面白くなるのではないかと感じました。



【かっこいい表現や言葉】
P196 空が青い。夏だった。


P234 走は打ちひしがれると同時に奮い立つという、奇妙な興奮を味わった。

P253 日本人選手が1位になれば、金メダルをとれれば、それでいいのか?断固として違うと、俺は確信している。競技の本質はそんなところにはないはずだ。たとえ俺が一位になったとしても、自分に負けたと感じればそれは勝利ではない。変わらな理想や目標が自分の中にあるからこそ、俺達は走り続けるんだ。


P274 1番最初に、東京と箱根を駅伝で往復しようと考えつき、実行に移した人々。彼らはきっと走ることが好きだったから、そうしたのだ。チームがどうなるとか、次の年も同じようにレースが開催されるか、なにも保証はなかった。それでも、走ることに夢を感じたから、箱根駅伝を始めずにはいられなかったのだろう。


【こんな人におすすめ】
1、スポーツが好きな人
2、青春小説を読みたい人
3、走ることに興味がある人



【時間】
本を読むために必要な時間:5h
この書評へ投資した時間:30m

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。本屋大賞の他の感想はこちらのスプレッドシートからご確認ください。「読書リスト

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