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2018年1月30日火曜日

読書感想文「楽園のカンヴァス」

読書感想文「楽園のカンヴァス」

【本の概要】
題名:楽園のカンヴァス 
著者: 原田 マハ
発行:2014年
リンク:アマゾン



内容1:ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとは―。山本周五郎賞受賞作。(参考:アマゾン)

【私の感想】
・個人的には非常に面白かった。まず、テーマがとても面白い。「ルソーの作品の真偽を判定する」という大名目があり、それにまつわる、絵画の歴史や知識、展示会を開催するまでの流れや取り組み、主人公がルソーに惚れるまでの道のり、それぞれが、いい具合に混ざっており面白かった。なかなか読んだことがない分野だけに、絵画にも興味をもてるオススメ本である。

【気になった点】
・最初の家庭のくだりの必要性がわからなかった。あとあと繋がるわけでもなく、何かを表現するために必要なものでもななかった。
・あくまでも、小説だなと感じた。話の展開が早く、オチがチープであり、絵画以外の部分が軽い。

【かっこいい表現や言葉】
なし

【こんな人におすすめ】
1、普段読んでいるものと違う分野の本を読みたい方
2、絵画や美術館に興味がある方

【時間】
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