読書感想文「サウスバウンド」
【本の概要】
題名:サウスバウンド
著者:奥田 英朗
発行:2005年
リンク:アマゾン
内容1:小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。(参考:アマゾン)
【私の感想】
・個人的にはとても面白かった。まず、登場人物が魅力的である。最強の父親である一郎、芯のある母親、バランスをうんでいる姉、主人公である弟、可愛い可愛い妹。それぞれのキャラクターが立っていて、味があって、魅力的である。少年の視点から描かれているため、純粋な気持ちでそれぞれの出来事をとらえることが出来るのが面白い。ああ当時そうだったよなあとか、転校が不安だったよなあとか、中野のブロードウェイは魅力的だったんだろうなあとか、味わいながら読むことが出来る。明るく、気持ちよく読める1冊です。
【気になった点】
とくになし
【かっこいい表現や言葉】
とくになし
【こんな人におすすめ】
1、家族に関する小説を読みたい方
2、少年の方
3、自由奔放なことにあこがれる方
【時間】
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