読書感想文「海賊とよばれた男」
【本の概要】
題名:海賊とよばれた男
著者:百田尚樹
発行:2014年
リンク:アマゾン
内容1:すべてのビジネスマンに捧ぐ。本屋大賞の話題作、早くも文庫化!ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。(参考:アマゾン)
【私の感想】
・非常に面白かった。史実と違う部分や、過剰に記載されている部分もあると思うが、それを差し置いても、面白かった。石油をめぐる当時の動き、人に対する考え方、歴史と経済、学ぶことが多く、読みがいのある本である。鐡造の決断や考え方がかっこいい。
【気になった点】
・下巻の後半部分のエピソードの表記がうすく、もっと記載してほしかった。
・「しるよしもなかった」的な文章が多くてくどかった。
・日本人が好みそうな「努力」「感動」「逆転」が多めに表現しており、正面から受け取りにくい部分はあった。
【かっこいい表現や言葉】
とくになし
【こんな人におすすめ】
1、サラリーマンの方
2、ノンフィクションや企業ものの小説が好きな方
3、小説の面白さを知りたい方
【時間】
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