読書感想文「くちびるに歌を」
【本の概要】
題名:くちびるに歌を
著者:中田 永一
発行:2013年
リンク:アマゾン
内容1:長崎県五島列島のある中学校に、産休に入る音楽教師の代理で「自称ニート」の美人ピアニスト柏木はやってきた。ほどなく合唱部の顧問を受け持つことになるが、彼女に魅せられ、男子生徒の入部が殺到。それまで女子部員しかいなかった合唱部は、練習にまじめに打ち込まない男子と女子の対立が激化する。一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課した。そこには、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた。青春小説の新たなるスタンダード作品、文庫化!(参考:アマゾン)
【私の感想】
・総括的な感想で言うと、50点。青春小説の明るさは読んでいて気持ちいいものだけど、キャラクターがそこまで立っているとも思えず、描写も薄く、引き込まれる感覚はなかった。ただ、長崎出身の自分にとっては、題材自体が興味を引くもので、すらすら読むことができた。
【気になった点】
・柏木先生も前の先生も、部内での男女の対立も、描写が薄いように思えた。どういうキャラなのか不明確だった。
【かっこいい表現や言葉】
なし
【こんな人におすすめ】
1、長崎出身の人
2、明るい青春小説が読みたい人
3、音楽が好きな人
【時間】
本を読むために必要な時間:
この書評へ投資した時間:15分
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